オペラ「桟橋の悲劇」朗読会のお知らせ

Sequel to Madame Butterfly

THE TRAGEDY OF THE PIER

     蝶々夫人 その後    「桟橋の悲劇」

2002年7月28日新国立劇場にて開催された日本オペラ振興会主催チョンミョンフン指揮ロレンツォマリア―二演出コシノジュンコ衣裳によるオペラ「蝶々夫人」の製作にかかわったことから書き始めた、「蝶々夫人」のその後「桟橋の悲劇」は都度、朗読会や音楽会で皆様の応援をいただきました。このたびこの原案をもとにオペラのための脚本が出来上がりました。作曲をする松下さんのご縁で陰陽師シリーズ作家夢枕獏さんの手掛ける蝶々夫人の「その後」は登場するすべての人たちが美しくも哀しく散った「蝶々さん」の張り巡らした糸にかかるような結末を迎えます。

                                    鈴木 弘之


脚本・オペラプレビューの夕べ 夢枕獏 松下功 鈴木弘之

テノール:新海康仁 メゾソプラノ:杉山由紀 ソプラノ:徳山奈奈

その後

「あの物語は誰かが続きを書かねばならないとかねてから思っていました。とても悲しいけど登場人物ひとりびとりが罪を償うことになったのを感じました。」(2003年 読者)


Sequel to Madame Butterfly

THE TRAGEDY OF THE PIER

桟橋の悲劇 「ユキとマリア」

         原案  鈴木 弘之

         脚本  夢枕 獏

         作曲  松下 功  


夢枕獏 東海大学文学部日本文学科卒。

「キマイラ」「陰陽師」などシリーズ作品で支持を集める。

「ちいさな おおきな き」小学館児童出版文化賞

「上弦の月を喰べる獅子」(早川書房)で日本SF大賞

「神々の山嶺」(集英社)で柴田錬三郎賞

「大江戸釣客伝」(講談社)で泉鏡花文学賞、

舟橋聖一文学賞、吉川英治文学賞を受賞


松下 功 東京藝術大学及び同大学院修了

日本音楽コンクール作曲部門入賞、

メインヒェングラード・バッハ国際作曲コンクール第一位入賞、

第七回入野賞受賞、仏教文化賞沼田奨励賞受賞。

現在東京藝術大学副学長・演奏芸術センター教授、

一般社団法人日本作曲家協議会会長、アジア作曲家連盟会長、

2020東京オリンピック・パラリンピック「文化・教育専門委員」

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